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驚愕!「燃えドラ」あんなシーンにリーが!!

何やら”投稿特報王国”みたいなタイトルですが・・・。
「燃えよドラゴン」の製作秘話は「燃えドラ」特典映像考でも触れましたが、映像トリビア(ユン・ピョウが出てる,とか乱闘シーンで立て肘ついてリラックスしてる奴が居る,とか)については最早出尽くした感がありました。がとあるサイト様がちょっとビックリのネタを披露されてました。

ビデオorDVDお持ちの方、メイ・リンに解放された囚人たちが石垣の階段を下ってトーナメント会場になだれ込む辺りからスロー再生を。次の最初の乱闘シーン、画面右上の金獅子辺りに御注目。群衆に何やら指示しながら画面右に移動していくリーの姿が見えます。 → これは知らなかった!

カメラに向かって盛んに指を指しているので、多分エキストラたちに「あそこから撮ってるからな!」と注意を促しているのだと思いますが・・・。
時間的にはほんの2秒程度ですが、いつも何気なく眺めていたこんなシーンにアクション指導するリーが映っていたとは新発見でした。
みなさん御存知でしたか? 知らなかったの私だけ? 今頃騒いでるのオレだけ?



ブルース・リ−・カレンダー2009
 画像は2009年カレンダー(UK)表紙。
中身に目新しい写真はないようですが、もうこんなものが出回る時期になったのですね。
来年の今時分もこうやってブログ続けていられるよう切に願います・・・。





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「必殺」と緒形拳さん。

緒形拳さん逝く。
故人の軌跡を辿るテレビ解説みたいなことを書いても仕方がないのだか1978年「鬼畜」以降、海外映画関係者に「日本では二人の”KEN”(緒形拳・高倉健)が交互に映画に出ている」と言わせしめた頃の迫力も、後年の飄々とした風情もまさしく何を演じても「緒形拳」であり、代表作を挙げるのさへ逆に難しい。出演作を見ても志村喬氏しかりで、もう少し仕事を選んでもいいんじゃないか?と念わせる程だがそんな周囲の名優視などどこ吹く風で、本当に役者と云う仕事がお好きだったのだろう。

「復讐するは我にあり」の殺人犯もしかりだが、「陽暉楼」の女衒役は凄みがあった。月並みだが、あんな狂気じみた目が出来る俳優さんは私は他にはマーロン・ブランドくらいしか知らない。
必殺必中仕事屋稼業緒形氏は私にとってはやはり「必殺」の人,である。
仕掛人・藤枝梅安が有名だが「必殺必中仕事屋稼業」の半兵衛さんが印象深い。(画像はBox下巻) 最終回、政吉(林隆三氏)が奉行所に捕まった後の、既に何かを見据えたように黙々と行動する半兵衛はかっこ良かった。囚われの政吉に 天井裏から鎖伝いに水をやるシーンなどは男泣き。最終回を予感させるような小沢深雪嬢の劇中歌「夜空の慕情」とエンディング主題歌「さすらいの唄」の詩は明らかに半兵衛の妻・お春の半兵衛への想いを綴ったものだろう至極名曲(歌の旨さはさておいて)。「必殺からくり人」夢屋時次郎の壮絶な最後も忘れられない。狙撃を待つ状況と、失敗した後の鼻唄まじりに顔に火薬を塗る時次郎の気持ちは幾ばくかと胸が痛くなりそうであった。最終回でもないのに主役級のメンバーが消えていくのも少なからず衝撃だった。

映画評論家・垣井道弘氏が語った緒形氏の魅力、睨みの鋭さと破綻した笑顔の落差だと云う。なるほど昔雑誌「ロードショー」読者コーナーで見た、”緒形拳さんの笑顔はブルース・リーに似ている”という投稿を思い出す。
倉本聰氏のコメント「あの“人間たらし”の笑顔にやられっぱなしでした」とは言い得て妙,合掌・・・。

両曲とも下記「TSUTAYA ON LINE」で試聴可。
「ちょんまげ天国〜TV時代劇音楽集〜」icon(24)「夜空の慕情」
「ぽ 1970」icon(8)「さすらいの唄」



必殺!The BEST 左は歴代必殺シリーズ・殺しのテーマを集めた「必殺!The BEST」。(※ 曲のみ。歌は有りません/画像リンク先はamazon)
こう云うものに興味を持たれる方に今更お勧めも必要ないでしょうが、やはり前出「夜空の慕情」のインストである(5)仕事屋大勝負「必殺必中仕事屋稼業」と(9)仕置のテーマ(問答無用!)「新必殺仕置人」は出色。私が夜中に路地裏なんぞ歩いている時は80%の確立でこの曲が脳内リピートされていること間違いなし。前期必殺ファンとしては正直 後半の仕事人関係はあまり食指が動きませんがそれをさっ引いても充分な一枚。意外にドライブのお供にも合う。コレを流しながら海岸線を走ったりしたらもぅ「日本人に生まれて良かった,とーちゃんかーちゃんありがと!」と実感します。

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スペンサー・サーガ案内「ロバート・B・パーカー読本」

ロバート・B・パーカー読本 「ロバート・B・パーカー読本」発売。
ボストンの私立探偵スペンサーが日本でブレイクしたのは1982年に刊行されたシリーズ第七作「初秋」からですが、初登場のゴッドウルフの行方はなるほど言われてみれば1973年,ブルース・リーの亡くなった年。あの頃既にスペンサーが生を受けていたことは改めて感慨深い。既に三十七作目も完成しており、作者ブレット・ハリデイの死後もゴースト・ライターが書き続けたマイアミの赤毛探偵マイク・シェイン・シリーズは別にしても一人の探偵ものとしては出色の長寿シリーズになりました。

収録の短編「代理人」は以前「ミステリマガジン」(1989年9月号。わしゃ持ってます。)に掲載されたもの。スーザンと出逢う前のスペンサーの元恋人,ブレンダ・ローリングが登場するがラストは毎度のことながら「そんなんでいいのか?」と突っ込みたくなる相変わらずの御都合主義的現実策。スペードやマーロウなら絶対こんなコトはしない筈。やっぱりスペンサー・シリーズを”ハードボイルド・ミステリ”と云うカテゴリに入れるのは無理があるのかも知れない。また「パーフェクト・ガイドブック」と銘打つなら1987年に出された雑誌「バッカス」創刊2号に収録の書き下ろしエッセイ(1)も入れて頂きたかった。

各作品のブックガイドも簡単なあらすじのみでちょっと物足りなくて残念。
せめてディック・フランシス読本くらいの読書感なり解説が欲しい。内容もスペンサーものに限定した方が良かったんじゃないだろか? ハードカバーのこのサイズで出したかったのは「男性版ハーレクイン」、スペンサー・シリーズの版元としては大変よく理解出来るのですがジェッシイ・ストーンもサニー・ランドールも扱うのなら「レイモンド・チャンドラ−読本」並みの情報と物量が必要だと思う。

巻末の映像化資料はこう云う形でまとめられたのは初めてで興味深い。
パーカーと奥様ジョウンとの共同脚本であるバート・レイノルズ主演のTV「シャド−・コップ5/ ボーイズ・ブルース」(ジョー・ゴアズが監修とはコレまたビックリ!)が「初秋」(2) のリメイクだなんて解説も初耳。バート・レイノルズはこの他にもパ−カ−作品のオーディオ・カセット版ではナレーションもこなしている。また制作に名前があるトム・セレックはTV「私立探偵マグナム」(1981年〜)放映時にはファンの間では”スペンサー役はトム・セレックで!”なんて意見もかなりあったし(3) その後は、警察署長ジェッシイ・ストーン・シリーズで製作・共同脚本・主演を務めていて、パーカーとの親交の深さがうかがえる。
ロバート・ユーリック(4) 後のスペンサー役,ジョー・マンテーニャについては本書では好意的に書かれているがどうだろう。未見なので判らんけどオレにはシチリア系マフィアにしか見えんのだが。
ユーリック版TV「私立探偵スペンサー」についてもソフト化の有無も含めて各回ゲスト出演者付きの解り易いリスト表記にして頂きたかった。

またこれはどうでもいいことだが「新・スペンサーの料理」では、この所スペンサーが狂信的に飲んでいるDecaf(ディカフ)について多少ツッコんで、イヤミのひとつもあって良かったと思うんデスが・・・。

総じてビギナーの方への案内書としてはお薦めです。ファンの方,不要と念われますが私と同じで買ってしまうんでしょうね・・・。



このスペンサー・シリーズ,若い頃はかなり入れ込んでました。
初秋何と言っても「初秋」は私が海外のミステリや冒険小説を読むきっかけとなった作品だし今持って色褪せない叙情がある。スペンサーの男性誇示僻や独身生活振りも魅力的だったしとりわけ男として共感出来る部分が多かった。

あれから25年以上経った。名実共にすっかりオッサンになった私にとって、スペンサーは最早憧れの「ヒーロー」ではない。ケーブルテレビなどで「男はつらいよ」を見てると必ず解説を始める知人の年配の方がいて、その方は「トラはバカだからネェ・・・。」とグチりながら さも知人のごとく嬉々として車寅次郎について語るのだがこの方の寅さんに対するスタンスと、私のスペンサーに対するそれとはよく似ている。
昔は なるほど男だったらかくありなん,と膝を打った彼の円卓の騎士的戒律もこちらも人生経験を積むに従って「うん,それも一理ある。お前がそう思うならそれを通したらいいんじゃないか?」的なリアクションになったし、どうしても腕力比べをしないと収まらない気質も「通さなければならない男の意地」に拍手喝采すると云うより「まったくスペンサーの野郎相変わらずだなぁ・・・。」という昔馴染みの知人を見守る目に変わった。それは何も私が人生を達観する様になってしまった訳でも、ましてやスペンサーを超える程の男になった,と云うことでもない。スペンサーという男を肯定も否定もしない。ただ私自身の人を見る間口がほんの少し広がり、肉体的な衰えをほんの少し(?)感じる年齢になったことで、マチズモを体現するばかりが「男」ではない,という至極当り前のことを許容出来るようになったに過ぎない。大体「死亡遊戯」のテーマを聴くと今だ燃えてくるようなオッサンは、そう簡単に人生を達観視したりはしないのである。

最近過去作品を再読し、オッサン目線で再び見た若いスペンサーもやはり私にはもうヒーローとは映らなかった。スペンサーは既に「古い友人」(5)なのである。作品的にも”偉大なるマンネリズム”に突入した頃から面白味には欠けていったが今更付き合いをやめられない。「なにグジグシデレデレ言ってんだ」と苦々しく思いながらそれでも,古い友人は簡単に見捨てることは出来ないのである。これは昔からの読者の方なら皆さんそうなのではないかと思う。がスペンサーという男を軸に、こう云う関係が築けることは作者にとっても読者にとってもとても幸せなことだと思うのである。

どうでもいいことですが・・・。
自ブログのアドレスは「http://spenser .blog70.fc2.com/」。タイトル画には「Spenser & Hawk」おまけに「Martin Quirk」(マーティン・クワーク)の名前まで入れてある。「SPENCER FOR HIRE」なんてふざけた駄ショートも書いてるし、ゴチャゴチャ言っても結局このシリーズ,私今だ大好きなんですな。
ブログ・タイトルのハンドル・ネームも「Hawk」(ホーク)。
1989年,日本冒険小説協会の全国大会に参加した時、お連れ下さった中部支部の方が、口ベタな私をとある東京の女性会員の方に「彼はスペンサーが好きらしいんですよ」と紹介していただいた際、その女性が「スペンサーと云うよりホークみたいな方ですね」と言って下さったのですね。(これは単純にホークがスペンサーの暗い一面を担っていてつまり,私の見た目の陰気臭さをホークになぞられたのだと後々冷静に解釈。泣。)それからはもぅボトルキープだろがハンドルだろがアクセルだろが全て「Hawk」で通している。未読の方に説明しますとこのスペンサーの相棒ホークがまた粋でカッコイイ男でして、私の中ではスペンサーは友人ですがホークは今だ「ヒーロー」なので、「冷たい銃声」 なんざ複雑である意味「やってくれたのぅパーカー先生!」的怒りもある訳で・・・,とその辺りもまた今後の解釈に致します。



(1)スペンサーの酒にまつわるショート・エッセイ。
ホークのカッコ良さがさり気なく光る「スペンサーの気に入りのバァ」,少年期の、父とおじ達との休日の午後を描いた「スペンサー、初めてビールを飲む」,それから例の、パーカーお得意の”女、少年、子供たちでなく、狩人たちだけが飲むあの褐色の酒”的風情漂う「スペンサー、仲間と飲む」等々。

(2) 「初秋」は当時、高倉健さんが映画化しようとしたことがある。版権の都合で結局は実現しなかったが「君の夢で逢おう」(JICC出版局)と云うフィクション本の中で疑似製作された。(くどいですがあくまで本の中での出来事です。)またこの本、本文中の疑似製作ポスターが俳優さんのコラばかりなので現在では多分再版は不可能と念われます。その手のトンデモ本が好きな方は古本見かけたらどうぞ。

(3) 当時私はトム・セレックはスペンサーというより同じパーカーの「銃撃の森」 のデンジャラスなお隣さん,「クリス」に近いと思いましたが・・・。

(4) ロバート・ユーリックは「ダーティハリー2」(1973年)の天誅白バイ警官,TVの「特別狙撃隊SWAT」(1975年〜)の若い隊員(1978年の「ベガス」での探偵ダン・タナーが有名ですが私は印象が薄い)と云った組織の中の一員,というイメージが強かったので 最初主演の話を聞いた時はスペンサーにしてはいろんな意味で小粒過ぎる気がした。が久々に見たユーリックはそれなりに肉付きもよく俺的には結構イイ線行ってたと思います。

(5) ”古い友人”と書いたがパーカー自身、1989年に刊行された「スペンサーのボストン」の取材時 写真家の熊谷喜尚氏をボストンで迎えた際は「スペンサーはこの辺りに住んでいて、ここから毎日オフィスまで歩くんだよ」とまるで実在の人物かのようにゆかりの地を案内したと云う。日本冒険小説協会・内藤陳会長も「ザ・ハードボイルド―ものにこだわる探偵たち」(CBSソニー出版)の対談の中で、スーザンが去った翌日に女のことを考えながらジョギングしたりリフティングしたりするスペンサーを「あの人、バカなんだョ」と辛辣だが愛情を込めて語っておられる。対談メンバーの馬場啓一氏、温水ゆかり嬢も何だかスペンサーの名が出て来る時だけ等身大の知人のことを話しているような語り口になっているのがおもしろい。


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李小龍會UP動画についてチマチマ語る


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Originally uploaded by abuckingham



 久々に香港の「李小龍會」HPを訪ねるとコンテンツ更新されてました。
注目はサイドメニューの「ビデオ」。(HOME> 日本語> ビデオ)
ヘナチョコ龍迷ながら判る範囲で御紹介しときます。

表題<珍しいクリップ>

●ブルース・リー(以下BL)家でのクリップ
1960年代後半,ロスアンゼルス・ブルース・リ−宅,裏庭でのトレーニング・フィルム。これは「燃えよドラゴン」DVDの特典映像「ドラゴンの穴:1973年ドキュメンタリー」と同じもの。

(1)大きなシールドを使ってのサイドキック練習。
このシールド持ってるのはだれだろ?(早速つまずいた)

(2)続いてサンドバックへパンチの連打。パンチの重さにS・バックが上方に押し上げられ踊っている。以前「格闘Kマガジン ブルース・リーへの道」(1999年11月号ワールド空手別冊 / ぴいぷる社 )で紹介されていたのと同じ物ならこのS・バック重量は100キロを超えている筈。
また”なんとなくフットワークが重いな”と思われた方,この時リーは錘(おもり)入りのシューズを履いてます。

(3)再び(1)と同じ場面。途中笑い声が入るのはシールドを持ってる人物が「強くする(蹴る)時は先に言ってくれよ」とリーに懇願してるから。
(1)とはシールド保持者が代わってますがこれはお弟子さんのひとり、シールドを作ったハーブ・ジャクソン氏でしょうか? 実際は(3)の人物から(1)の人物へ交代する,と云う逆の流れ。やはり”蹴られ疲れ”したんでしょうね。

(4)サンドバックへのサイドキック。
この時リーは錘(おもり)入りのシューズを履いてます。(くどい)

(5)パンチングミットを使ったハイキック練習。

(6)パンツ姿のリー。これは実戦的なものではなくカメラアングル等を考慮した擬闘練習。派手なフックキック,敵の倒れ方,倒れた相手へのストンピングetc。スパーリングの相手はテッド・ウォン氏。

「最強格闘技ジークンドー」 
※この自宅での練習風景は他のシーンも含めて、断片的ですがDVD「最強格闘技ジークンドー」で観ることが出来ます。レンタル屋さんではビデオ版が意外に普及してるかも。ジェームズ・コパーンへの指導風景(リー本人のナレーション入り!)も収録。ファン必見です。


●BL 詠春拳 第一の形「小念頭」
1960年代前半,シアトル・振藩國術館でのトレーニング。
タイトル通り「小念頭」とは詠春拳の型のひとつ。(技術解説しろよ)

●BL 未発見の映像
1967年,アメリカ・ロングビーチ世界空手選手権大会のカラーフィルム。
(1)二本指片腕立て伏せ。
(2)ワンインチ・パンチの実演。相手はターキー木村氏だろうか?
(度々すんません)
(3)ダン・イノサント氏との防具を付けてのフルコンタクト・スパー。
「燃えドラ」サモ・ハン戦ばりの投げまで見せてますね。

●BL 主演香港映画「人海孤鴻」
1958年,リー18歳時の香港映画。結果的にこの映画での好演振りが仇(あだ)となり,リーはアメリカ行きを余儀無くされたとの逸話も。
(詳しくは九龍小姐さんのHP「九龍小姐 クーロンの女」内コンテンツ「小龍的神話」を。超レアなリーの少年期エピソードが紹介されてます。)

●BL 主演映画「燃えよドラゴン」アウトテイクス 1
見所は中東の民族衣装を着て書き物をしながら父を迎えるリー。ニコリと笑って立ち上がる。
ハン役シー・キェン(石堅)氏のセリフNG。当時彼は英語が全く出来なかったそうですから大変だったでしょう。

●BL 主演映画「燃えよドラゴン」アウトテイクス 2
上半身裸からキャットスーツを着るくだりは「燃えドラ」特典映像「30周年メイキング:Blood and Steel」でも見られましたが、「窓」からでなく「ドア」から出て行くアウトテイクは私は初見かも。
座ってメイ・リン(ベティ・チュン / 鐘玲玲)の姿を目で追うリー。「燃えドラ」プロデューサー・フレッド・ワイントロープによるとこれがリーの最初の撮影シーンとのこと。 撮影に関する様々なプレッシャーからリーは緊張し引きつり、ガタガタ震えていたそう。フィルムの色も手伝ってか確かにリーの表情は蒼白として見えます。
オハラ(ボブ・ウォール)へ「out side !」のシーンも背中からのショットは珍しい。

これ迄はタニア(アーナ・カプリ)が連れて来た売春婦達を迎えるシーンが最初の撮影,が定説でした。が前出「Blood and Steel」ではワインドロープはリーとメイ・リンのシーンとシンクロして「ただイスに座って頭を動かすだけのシーン」と語っている。確かに売春婦達との冒頭場面も”イスに座って頭を動かすだけ”なのでどちらが事実なのか・・・。



表題<広告時間>

●バイオグラフィー チャンネル
イギリスの衛星放送&ケーブルTV「Biography Channel」CM。
ヌード妊婦さんのお腹でドコドコやってるのがリーなのでしょうがちょっと
「マニトウ」みたいで気色悪い。

●ブリスク
コレはもう有名ですね。アメリカはブリスク・アイスティー「Lipton BRISK」のCM。ラルフ・マッキオ&ノリユキ・パット・モリタ氏の師弟コンビ「ベスト・キッド」(1984年)のパロ。

●FMV
日本から御存知富士通・キムタクのCM。
シチエイション的には「ランボー3」か「ファイトクラブ」に近いですね。
「新グロモント」でよかったのに・・・。

●levi's
「ドラゴンへの道」ランニング姿に「燃えドラ」の表情,格闘シークエンスは「怒りの鉄拳」。昔のパチモン・リー映画の香りプンプンで何だか懐かしい。
が調理場の料理人にまで「裏拳」はなぜ? オチも不明。

●ルコザ デ エナジー1(視聴出来ず)
●ルコザ デ エナジー2
「怒りの〜」のシークエンス。
ストーリーは「ブリスク」と同じですがこのCG、シャノン・マー氏でしょうか?
中文版では”葡萄適”となってるのでブドウ系健康飲料のCMなんでしような。

●マルス
イギリスのチョコバー・マース(Mars)CM。
コレはチャウ・シンチー(周星馳)氏の秘蔵っ子で「少林サッカー」(2001年)でもリーのソックリさんゴールキーパーを演じたダニー・チャン(陳國坤)氏でしょう。(多分。わざわざ目を隠してるところに若干の不安は残りますが・・・。)
「怒りの〜」のリーが血を拭うシーンを持って来たのはアイデアですね。

●ノキア
これは確認済み。前出ダニー・チャン氏です。(見りゃわかる。)



表題<テレビ放送>

●ブルース・リーに傾倒した三世代人
中盤、李小龍會メンバーの方によるリーゆかりの地巡り。
車で四人組が最初に訪れる「蓬瀛仙館」は何だろう?(またかよ)若かりしリーの写真を見ながら場所の確認をしてますが、写真は1963年、渡米したリーが初めて香港に帰国していた時のものにも見えます。一時帰国の際よく稽古をしてた場所なのかも知れません。
間をおいて出て来る海沿いの岩場は「大潭湾」( Tai Tam Harbour)。「燃えドラ」でリー達がハンの島に上陸した場所。
その後写し出される銅像は、2005年11月27日生誕65周年を記念して李小龍會が募金を募り、約80万香港ドル(約1200万円)を集めて九龍半島「星光大道」(Avenue of Stars)に建てられたもの。(Top画像)
★最近では全日空ANAのCM「ブルース・リーのふるさと編」で見た方も多い筈。
香川照之さんは、BLと云うよりジェイソン・スコット・リーに似てますね。
→(ANA・スーパーエコ割「ブルース・リーのふるさと編」CM動画



表題<シャノン・マーの作品>

CGアーティスト・シャノン・マー(馬富強)氏の作品。

●BL 重振雄風(まだ生きている)
1998年,10年前にしてこのクオリティ!
このCG映像もネット上のそこかしこで見られますがロング・ヴァージョンは珍しい。各アクションがリーのどの作品からのモーションキャプチャーか解りますか? ワンインチ・パンチを放った後、爆発させたエネルギーを冷ますように所在な気にする姿がリーらしい。

●BL 終極の一戦
ムエタイ・ホクサーとのシーンは以前見たことがあるのですがこの少林少年のヴァ−ジョンは初見。「ドラ道」チャック・ノリス戦でリーが見せた、右リードから奥足でのストップヒットも再現されてますね。
シヤノン・マーさん恐るべし!!

●BL ロスト・インタビュー
その名の通り1971年の「ロスト・インタビュー」トリビュートのグラフィックス。前出「重振雄風」と同じくリーの肉声です。

何やら見たままを記しただけ,みたいで失礼をば・・・。


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ポール・ニューマン逝く 〜さらばルー・ハーパー〜

ポール・ニューマン逝去。享年83歳。

●訃報:ポール・ニューマンさん死去(毎日JP)
●ポール・ニューマン逝く(YAHOO! ニュース)

ジェームス・ディーンやマーロン・ブランドと同期だが60後半〜70年代,映画に興味を持ち始めた者にとっては当時「旬」な俳優さんであった。特に70年代前半は雑誌「ロードショー」「スクリーン」共人気俳優のトップ10の常連に名を連ねていたし、1974年「エマニエル夫人」ではシルビア・クリステルか誰かが彼のポートレートを見ながら自慰に耽る,などと云うシーンもあり、当時の欧米での人気の程がうかがえる。故スティーブ・マックィーンが追いつけ追い越せと目標にしたアクターでもあった。

写真は米国版「The Paul Newman Collection」DVD-BOX。
箱ジャケは「動く標的」(1966年)から。御存知ロス・マクドナルドの探偵リュー・アーチャー物の一編だが「ハスラ−」(1961年)「ハッド」(1962年)が好評で気を良くしたニューマンが縁起を担いで「アーチャー」を「ハーパー」(原題:THE MOVING TARGET / HARPER )にしてしまった。
最後に観たのは三十年以上前だったか。内容も殆ど覚えてないくせに彼の素振りや背広の崩れた着こなしが実にカッコ良く頭に残っていて、その後ハードボイルド・ミステリに傾倒した頃にはすっかり主人公ルー・ハ−パーのファッション(ダークスーツ、オックスフォードのボタンダウン・シャツに黒のニットタイ)を真似るようになっていた。冒頭 ゴミ箱を漁って前日の出がらしのコーヒーを入れるシーンは同じくイントロの秀逸な「ロンググッドバイ」と双璧の名シーン。音楽は「いそしぎ」(The Shadow of Your Smile)で有名なジョニー・マンデルで、こちらも一部ジャズファンには好評らしいのだが悔しいけれど私は全く覚えていない。
10年近くの間をおいて作られた続編「新・動く標的」(THE DROWNING POOL / 1975年)では夫人・ジョアン・ウッドワードと共演。こちらも観たのはもう20年以上前で記憶もかなりあやふやなのだが、襲われて怪我をしたP・ニューマンがJ・ウッドワードに「警察ですがあなたの元恋人が大変です」と電話をかけ「何ふざけてンの・・・。」なんて返される良いシーンがあったと思う。
音楽は「やさしく歌って」(Killng Me Softly)のインストが使われていた。(日本ではコーヒーのCM,ロバータ・フラックのボーカルで有名ですね。) 両作品共,国内では今だDVD化されていない。(ワーナー様お願いします)
哀悼の意も込めてこれを期に是非商品化していただきたい。

初めてP・ニューマンを観たのは深夜にTV放送された「傷だらけの栄光」(1956年)だった。実在のボクサー、ロッキー・グラシアノの自伝映画で原題は
”SOMEBODY UP THERE LIKES ME”,ボクサーとしての栄光と家庭を手に入れた主人公のセリフで、訳すと「誰か上の方で俺を好きなんだ」(a)となる。
2008年9月26日,彼は自宅で親族や友人に囲まれ「上の方の誰か」の元へ召された。合掌。



(a)「お楽しみはこれからだ」(和田誠 / 文藝春秋)
 

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