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電撃ブリットGO!GO復活作戦

新型マスタング,FORD MUSTANG ”BULLITT”

 更に”車ネタ”は続く。
FORD MUSTANG BULLITT(フォード マスタング ブリット)発売。
2001年発表のブリットGT(画像:「レスポンス」【東京ショー2001出品車】アノ映画の、あのクルマが蘇る!!)はお世辞にもオリジナルを彷佛とさせるとは言い難いスタイルだったが、今回のモデルはその名の通りマックィーンの映画「ブリット」(1968年)に登場した68年式ファストバック390GTの、あくまで劇中マックィーン演じるフランク・ブリットの駆るそれを既習したもので、ファン・ユーザーのこのオマージュ物件に対しての物欲指数はかなりのものであると念われる。(何所かで書いた様な・・・。)
個人的にはオリジナルを目指すなら、現代の自動車素材を用いながらそのまま同じ型の車を造っていただきたいと思うのだか、採算ベースや生産ライン等素人には判らない難しい事情も多々あるのだろう。
それでもフロントグリルを旧車オリジナルのパーツに変更し、ホイルをバーナーで焼き、各エンブレムを取っ払い等々、現行モデルを可能な限り映画のオリジナルに近付けようとした熱意は十二分に感じられる。(「サリーン」「マスタング」等のメイン・ディーラー「 BLUE FLAME」のHPで詳しい解説が為されている。映画「ブリット」について、新旧ブリット・カーの比較、新型マスタング・ブリットのこだわりetc。/全4P有り。再下段より移動して下さい。)
フィアット社も限定で幌付きスーパーチャージャー付きなんてのを造ってくれないだろうか。(オプションには米軍払い下げの野営道具一式、対戦車ライフルのモデルガン、車内に吊る小鳥のオモチャetc・・・。)



フランク・ブリットはMUSTANG BULLITTに乗るか?

私の車へのスタンスは前回の「カリ城ルパン」は新型フィアットに乗るか?の所で語らせていただいた通りですのでこの新型マスタングにも私は乗りません。(買えません維持費持ちません置くとこありません)
ではフランク・ブリットが現代に居たらどうだろう? 前回のルパンの場合とは違って、”彼は乗るかも知れない”と私は思う。私にとってブリットはもちろんヒーローなのだがかなり我々と等身大の、身近なヒーローである。以前「ブリット」〜刑事アクションの原点〜で述べた所を引っ張り出させていただくと、

〜主人公の造形も、マックィーン自身が「ブリットはごく単純な男なんだ」と語っているように ブリットはハリー・キャラハンの様なカリスマ的な、犯罪者から見ればその存在そのものが脅威となるような男ではない。
(なんといっても護衛そのものには失敗してしまうのですから。)
”体制に屈しないクールな孤高のヒーロー”はあくまで映像のコチラ側からみた側面であり、映画の中に一歩踏み込んでみると実際のブリットはもっと普通の男に見える。上司ベネット警部によるとマスコミ受けもいいらしい。別にメディア向けの過剰なサービスもないかわりに、スタローンのマリオン・コブレッティの様にインタビュアーに噛み付くことも無い,と云うことだろう。レストランのシーンでのユーモアある人との接し方なんかを見ても、ありがちな”寡黙だけど偏屈な人間”とも思えない。世間ともそれなりに折合いをつけることが出来る。仕事に関しても、自分が完璧ではないことは知っている。でも沸き上る疑問に対してはそれが反体制行為になろうとも妥協出来ないちょっと口数の少ない男,フランク・ブリットはそんな男だと思う。〜


と云う意見である。
意外に素直に「・・・これが新型か・・・。コレ、いいな。今度はも少し大事に乗らんとな・・・。」なんて喜んで乗りそうな気がする。
原りょう(はら・りょう/作家)の創造した探偵沢崎は、ルポライターのインタビュー「あなたはフィリップ・マーロウに似ている」の問いに対してマーロウの事など知りもしなかったが(レイモンド・チャンドラー読本”マーロウという男”(1988年)早川書房)、ブリットが自分の名を課せた車に乗るのか?と云うパラレルな疑問は残るがそれについては卑怯にもスルーする。(”スルー”!! あぁ一度言ぅてみたかった!)
更に大変矛盾して申し訳ないのだけれどF・ブリットの乗る車は大衆車でなければならない,と云うのも私の正直な想いである。マックィーンがわざわざフロントフェンダーに蹴りを入れてヘコませたのは何故か?車は大好きだが「刑事」と云う公僕で、派手なことの嫌いな男の車はスペシャリティーカーであってはならない。私は現代サンフランシスコ警察の給料も、アメリカの車文化の中でマスタングがどんな位置にあるのかも知らないが、ブリットの愛車はあくまで大衆が手の届く範囲の中の、いぶし銀の様な車であって欲しい。(あイヤもぅ何とゆーか,オレ自身頭が痛くなってきましたがその、なんとなーく雰囲気的には心情お察しいただければ幸いと云うか・・・。涙で文字が滲んでいたならわかって下さい,のココロ。)



ブリット刑事CMに出演

既に御存知の方も多いと思うがマックィーン亡き後もF・ブリットは過去に2度、フォード社のTVCMにCGで出演している。

ひとつは1997年のFORD PUMAのCM。サンフランシスコの街をブリットがPUMAで駆け抜ける。車庫に戻るとそこには390GTと「大脱走」でのオートバイ(BMWなのかトライアンフなのか私には判りませんでした。)が待っている。車を降り、”御苦労さん”とばかりにPUMAのボディをポンポンと叩くブリット。PUMAのナンバープレートが映画「ブリット」の愛車と同じ”JJZ109”になっているのが憎い。

2005年の現行マスタングのCMにもブリットが出演。こちらは見ていただければ判るが言う迄もなく映画「フィールド・オブ・ドリームス」がベース。ある日 天の声を聞いた男は、自分の農場(トウモロコシ畑)にサーキット・コースを作る。完成したコースでマスタングと共に待つ男。するとそこに伝説の男が・・・。と云うもの。刈り込んだコースの全景が映るがやはり何かマックィーンと関係のあるサーキットのそれなのか? まさかル・マンではないだろうがその方面詳しい方、また御教え下さい。

この2本のCMは ブリット・マニアで有名なデイブ・クーンツ氏等のHPThe BULLITT Pageで見ることが出来るが(左メニュー「Latest News!」から)他にも「BULLITT」のパロディ「BOXITT」なる3Dアニメが置かれている。段ボールに乗った”セシル”と云う男の子が、庭(?)でお友達とカーチェイスを繰り広げる。尺の都合なのか映画とはシチエィションが逆になっているが途中、パチンコ(二股の枝にゴムを張ったアレですね)での銃撃(もちろん紙玉)なんかもあって芸が細かい。このセシルなる男の子も有名なキャラなのかも知れないが私には判らず。その方面詳しい方、また御教え下さい。(泣)セシル.jpg

また前出デイブ・クーンツ氏の390GTブリット・レプリカの日本語版試乗記は「vividcar.com」のエンタメ・ページブリットのマスタングに試乗!で見る事が出来る。

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