「私がウォシャウスキー」!!!
V・I・ウォーショースキーのファンのみなさん、ごめんなさい。
かつて作家・翻訳家の小泉喜美子さんは、文章の情感の映像化の難しさも十分に語りながら一連のチャンドラー原作の映画を
”「チャンドラーってあんなものか」と誤解されたら困る。〜ヘタな映像なんかで汚してもらいたくない” と評された。
だれでも自分が愛してやまないものが彎曲して伝わるのはイヤなものです。
で、サラ・バレツキ−原作、シカゴの女性探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ。実は私は読んでない。初登場「サマータイム・ブルース」は買いは
したものの正直に言いますとスイッチ入る前に読みかけで投げてしまった。
その、原作読んでない者でもなんとなくコレは原作の”ヴィク”(ウォーショースキーの愛称)とは違うんじゃなかろーか,と理解しているのでお許しを。
キャスリーン・ターナー(鬱陶しい!「キャサリン」じゃイカンのか!)主演の「私がウォシャウスキー」(1991年)
いろんな所で酷評されたが私は存外お気に入りなのですね。(※しかしこの邦題の名前は何でだ? なんかロシア産の犬みたいではないか。公開当時だって原作はそれなりに知名度もあった筈だが・・・。)
私はこの映画の主人公は原作の「ウォーショースキー」ではなくあくまで「ウォシャウスキー」だと解釈している。(ファンの方々、コレくらいで御勘弁の程。)
冒頭、シカゴの朝。ビル群の空撮からアパートの一室へ。
「今何時じゃ!!」とばかりにガバっと起きるヴィク。
ベッド下に脱ぎ捨ててあったジョギング用のトレーナーをまだ着られるか嗅いでみる。着替えて(!!)台所へ。冷蔵庫をのぞくが腐敗臭で撃沈。
仕方なく”かわきもの”を一口。体重計に乗るが気に入らず蹴りを一発。
ジョギングへ出て行く・・・。
テーマ曲に乗って流れるこのオープニングがなかなかに軽快。
”貯まった食器洗うのなんか何時でもいい”と云う生活ながら、
朝からの気合いの入れ様が気持ちいい。
「ロング・グッドバイ」や「動く標的」と同じく、朝や寝起きのシーンで始まるのはやはり一匹狼の探偵の日常を物語る常套手段なのかも知れない。
K・ターナーは当時37歳。見かけは熟女の香りプンプンながら美しい
おみ足。私から見れば「37歳」はまだまだ「お嬢ちゃん」に該当するのだが、
彼女本人としては一番脂の乗っていた時期なんじゃないだろうか。
豪放にしてセクシー。ちょっとアゴを傾けながら微笑んで男をオチョくる顔や、
連行された車からノソ〜っと出て、自分を痛めつけたチンピラを威嚇してせせら笑う所なんぞ”たいしたアマッ娘だなや〜っ”と思うのだ。
この辺りのK・ターナーのキャラを痛快と感じるかお下品と取るか,
それがこの映画の好き嫌いの分かれ目なのでしょう。
”男まさり”とか”男顔負け”と云う表現は、結局はその言葉の対象となる
分野では男にかなわないから使われる言葉なのだが この映画のヴィクは
シャベリでもパンチでもホントに強そうである。
原作では空手が特技と云う設定だが、映画での本人のセリフでは字幕は「合気道」。が、ターナーの発音は「ハプキド」とも聞こえる。「ハプキド」とは合気道に打撃系の技を組み合わせた韓国の武道だと認識しているが、殴り殴られのアクションを見る限り、こちらと解釈するのが妥当だろう。
まぁアクションと云ってもホンの数秒で2,3回程度。
K・ターナーの格闘の技量を計れる程ではありませんが彼女の肉感にはある種の説得力がある。
以前どこかのHPでブルース・ウィリスの身体つきを「フル・コンタクト系の空手家みたいだ」と評されていた方がおられたが、ぜい肉の一切無い、研ぎ澄まされた肉体や、筋骨隆々のボディー・ビルダー然とした見かけよりは、ある程度鍛えられた筋肉の上に、適度なクッションになる「お肉」の付いたボディのほうがよりリアリティがある。
(えーここ迄読んでいただいてK・ターナーの画像を検索しようと思われた方、
止めは致しませんがこの映画は15年前のものですので検索後、誤解無き様・・・。)
ワシ等BONKURAハードボイルド系探偵映画好き野郎のココロをくすぐる場面もチラホラ。ヴィクの事務所、重厚な木製ドアのガラスには「V.I.WARSHAWSKI PRIVATE INVESTGATER」の文字。
中ではデスクの上に足を投げ出して話す探偵ヴィク。
こんな探偵物に有りがちなベタな場面、今後も映画で描かれることは無いだろうと念われる。
悩みながら父の形見のリボルバーに弾を込めるシーンもいい。
殺された男の調査をするヴィクと行動を共にする、男の娘キャット。
残念ながら興行的には失敗したものの もしシリーズ化したなら彼女もまた
ロバート・B・パーカー作スペンサー・シリーズ「初秋」の少年ポール・ジャコミンの様にその後の作品にも絡んで来たのだろうなぁと想うと残念であります。
別に私はマゾでもないしことさら逞しい女性がタイプと云う訳でもないのですが、とにかくこの映画のウォシャウスキーは豪放で見ていて気持ちがいい。
オープニングと全編通して流れるテーマ曲。シンセでちょっと「アクセル・Fのテーマ」(「ビバリー・ヒルズ・コップ」ね)にも似ているがこちらも印象的。
残念ながらサントラは出てないが、
オープニングのこのテーマ曲をソフトから録音し、「ワタシは朝はコレでテンション上げて行くのよ!!」と通勤途中の車や電車の中で聴いているという
マニアックかつバイタリティ溢れる女性がもしいらっしゃいましたら御一報を。
嫁さんになって下さい。(笑)
※= 後日、COCOさんとおっしゃる方のBLOGにて
「Warshawski」とはポーランド系の名前で、
英語読みすると「ウォシャウスキ」となることが判明。
COCOさんありがとうございました。
かつて作家・翻訳家の小泉喜美子さんは、文章の情感の映像化の難しさも十分に語りながら一連のチャンドラー原作の映画を
”「チャンドラーってあんなものか」と誤解されたら困る。〜ヘタな映像なんかで汚してもらいたくない” と評された。
だれでも自分が愛してやまないものが彎曲して伝わるのはイヤなものです。
で、サラ・バレツキ−原作、シカゴの女性探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ。実は私は読んでない。初登場「サマータイム・ブルース」は買いは
したものの正直に言いますとスイッチ入る前に読みかけで投げてしまった。
その、原作読んでない者でもなんとなくコレは原作の”ヴィク”(ウォーショースキーの愛称)とは違うんじゃなかろーか,と理解しているのでお許しを。
キャスリーン・ターナー(鬱陶しい!「キャサリン」じゃイカンのか!)主演の「私がウォシャウスキー」(1991年)

いろんな所で酷評されたが私は存外お気に入りなのですね。(※しかしこの邦題の名前は何でだ? なんかロシア産の犬みたいではないか。公開当時だって原作はそれなりに知名度もあった筈だが・・・。)
私はこの映画の主人公は原作の「ウォーショースキー」ではなくあくまで「ウォシャウスキー」だと解釈している。(ファンの方々、コレくらいで御勘弁の程。)
冒頭、シカゴの朝。ビル群の空撮からアパートの一室へ。
「今何時じゃ!!」とばかりにガバっと起きるヴィク。
ベッド下に脱ぎ捨ててあったジョギング用のトレーナーをまだ着られるか嗅いでみる。着替えて(!!)台所へ。冷蔵庫をのぞくが腐敗臭で撃沈。
仕方なく”かわきもの”を一口。体重計に乗るが気に入らず蹴りを一発。
ジョギングへ出て行く・・・。
テーマ曲に乗って流れるこのオープニングがなかなかに軽快。
”貯まった食器洗うのなんか何時でもいい”と云う生活ながら、
朝からの気合いの入れ様が気持ちいい。
「ロング・グッドバイ」や「動く標的」と同じく、朝や寝起きのシーンで始まるのはやはり一匹狼の探偵の日常を物語る常套手段なのかも知れない。
K・ターナーは当時37歳。見かけは熟女の香りプンプンながら美しい
おみ足。私から見れば「37歳」はまだまだ「お嬢ちゃん」に該当するのだが、
彼女本人としては一番脂の乗っていた時期なんじゃないだろうか。
豪放にしてセクシー。ちょっとアゴを傾けながら微笑んで男をオチョくる顔や、
連行された車からノソ〜っと出て、自分を痛めつけたチンピラを威嚇してせせら笑う所なんぞ”たいしたアマッ娘だなや〜っ”と思うのだ。
この辺りのK・ターナーのキャラを痛快と感じるかお下品と取るか,
それがこの映画の好き嫌いの分かれ目なのでしょう。
”男まさり”とか”男顔負け”と云う表現は、結局はその言葉の対象となる
分野では男にかなわないから使われる言葉なのだが この映画のヴィクは
シャベリでもパンチでもホントに強そうである。
原作では空手が特技と云う設定だが、映画での本人のセリフでは字幕は「合気道」。が、ターナーの発音は「ハプキド」とも聞こえる。「ハプキド」とは合気道に打撃系の技を組み合わせた韓国の武道だと認識しているが、殴り殴られのアクションを見る限り、こちらと解釈するのが妥当だろう。
まぁアクションと云ってもホンの数秒で2,3回程度。
K・ターナーの格闘の技量を計れる程ではありませんが彼女の肉感にはある種の説得力がある。
以前どこかのHPでブルース・ウィリスの身体つきを「フル・コンタクト系の空手家みたいだ」と評されていた方がおられたが、ぜい肉の一切無い、研ぎ澄まされた肉体や、筋骨隆々のボディー・ビルダー然とした見かけよりは、ある程度鍛えられた筋肉の上に、適度なクッションになる「お肉」の付いたボディのほうがよりリアリティがある。
(えーここ迄読んでいただいてK・ターナーの画像を検索しようと思われた方、
止めは致しませんがこの映画は15年前のものですので検索後、誤解無き様・・・。)
ワシ等BONKURAハードボイルド系探偵映画好き野郎のココロをくすぐる場面もチラホラ。ヴィクの事務所、重厚な木製ドアのガラスには「V.I.WARSHAWSKI PRIVATE INVESTGATER」の文字。
中ではデスクの上に足を投げ出して話す探偵ヴィク。
こんな探偵物に有りがちなベタな場面、今後も映画で描かれることは無いだろうと念われる。
悩みながら父の形見のリボルバーに弾を込めるシーンもいい。
殺された男の調査をするヴィクと行動を共にする、男の娘キャット。
残念ながら興行的には失敗したものの もしシリーズ化したなら彼女もまた
ロバート・B・パーカー作スペンサー・シリーズ「初秋」の少年ポール・ジャコミンの様にその後の作品にも絡んで来たのだろうなぁと想うと残念であります。
別に私はマゾでもないしことさら逞しい女性がタイプと云う訳でもないのですが、とにかくこの映画のウォシャウスキーは豪放で見ていて気持ちがいい。
オープニングと全編通して流れるテーマ曲。シンセでちょっと「アクセル・Fのテーマ」(「ビバリー・ヒルズ・コップ」ね)にも似ているがこちらも印象的。
残念ながらサントラは出てないが、
オープニングのこのテーマ曲をソフトから録音し、「ワタシは朝はコレでテンション上げて行くのよ!!」と通勤途中の車や電車の中で聴いているという
マニアックかつバイタリティ溢れる女性がもしいらっしゃいましたら御一報を。
嫁さんになって下さい。(笑)
※= 後日、COCOさんとおっしゃる方のBLOGにて
「Warshawski」とはポーランド系の名前で、
英語読みすると「ウォシャウスキ」となることが判明。
COCOさんありがとうございました。
| 酔いどれの誇り日記 | 20:05 | comments:5 | trackbacks:1 | TOP↑


